第1章 ~黒字の基礎作り~

 タワーをはじめて、一番最初にすることは、ロビーの設置です。ここでは新宿マップを例として取り上げます。最初は左側に寄せて(作りやすいので寄せます)、一億円程度をロビー建設にまわします。新宿なら、Bの左端から建設できるので、そこから作りましょう。そして、ビルの基礎収入となる、オフィスの建設を行います。4~7・8階までは、後々のショップ・レストラン建設用に空けておき、その上にオフィスを作ります。オフィスは通行量を抑える関係上、中央のエレベータを挟んで左右に4・5個のオフィスを設置します。また、オフィスを設置する際は、トイレも必要になります。すると、こんな感じになります。

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更に隣にエレベータを設置すると、以下のようになります。エレベータのカゴは、ロビーと停止階の二つにします。

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さあ、これで動かしてみると、確かにオフィスに人が入り、機能します。でも、まだ、赤字です。よってオフィスを増設します。後々のこともあるので、1階おきに建てます。エレベータのカゴは各オフィスの設置階に一つずつ、ロビーに3つの計6つを作っておきます。

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今度は2基目のエレベータを設置します。これは1基目のエレベータの隣に作ります。オフィスは1階ずらして建てます。右側も左側と同様に作ります。エレベータも同様です。

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そして最初の難関、エレベータの停止階設定を行います。左のエレベータは8~13階のうち、8・10・12階に停止させます。一方右のエレベータは、9・11・13階に停止させます。これは階毎にどのエレベータを停止させるかを決めるもので、ビル建設における停止階設定は極めて重要です。停止するエレベータを絞らないと、無用の混雑・混乱をもたらすので、設定はしっかりしましょう。設定すると、以下のようになります。4~7階は商用テナントに使うので、あらかじめ両方のエレベータの停止階から外します。下のような警告が出ますが、かまわず通過階にして下さい。

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これでもまだ赤字だと思いますので、オフィスを増設します。階毎にエレベータも決まったので、一気に増設します。

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黒字になりました。ついでに評価を見てみましょう。

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評価は完璧です。これで、黒字の基礎が完成です。「最高速」で一気に資金を増やしましょう。

ポイントをまとめると

最初のうちは適当に建てても、黒字になることはなるのですが、高層化するにつれて苦労することになります。ここで扱った構造は、高層化する際にも役立ちますので、参考にして下さい。また、この構造は、オフィスが中心となる新宿・大阪マップで有効なものです。ハワイ・華厳などはホテル中心となりますので、ホテル中心の構造を作る必要があります。

 



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